顔騎をされるとアイデアがひらめくリーマン氏の男が上司や同僚とHしてトラブルを解決していくエロ漫画「ケツハラ」のレビューです。
おすすめしないエロ漫画です。
理由は下記レビューの残念な点にまとめてあります。詳しくはそちらを確認してほしいので、ここでは簡単に。
顔騎がテーマの作品なのですがお尻をアップにしすぎているように感じます。
お尻のみならずコマいっぱいに人物が描かれており引きの絵が少ないため、Hシーンで何やってるのか良くわかりません。
またHシーンのセリフが不自然だったり、黒パンストの質感がのっぺりしていたりと残念な点が目立ちます。
1話が丸ごと試し読みできます。
管理人的には刺さらなかったので今の評価にしていますが、人によっては刺さるかもしれないので興味があれば試しに読んでみてください。
- 単行本の中身全てが1つのシリーズ作品
- Hシーンで何をしているのか良くわからない
- ショーツや黒ストのデザインにこだわりを感じない
- 総合得点68点でおすすめしない
目次
レビュー作品情報
作品名 :ケツハラ
作家 :有賀冬
出版社 :ティーアイネット
作品形式 :単行本
ボリューム:242P
ジャンル :OL 女上司 お姉さん 巨乳 中出し 3P・4P 着衣 パンスト・タイツ
サンプル画像
レビュー・評価
ビジュアル |
18
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シナリオ |
17
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キャラ |
18
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演出 |
15
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総合得点 | 68/100点(評価基準について) |
作品の特徴
単行本のタイトルは「ケツハラ」ですが、収録されているエピソードのタイトルは「尻臼」という名前。
この尻臼シリーズのみが収録されています。
一冊丸ごと、とあるリーマンが上司や同僚、取引先のヒロインとHしてトラブルを解決していくサクセスストーリー。
全5話で完結しているシリーズ作品。
試し読みで1話が丸ごと読めます。
登場人物
- 押野チーフ:今作のメインヒロイン。主人公繰山の直属の上司で、過去に童貞を奪われた相手
- 千木良:勤める会社の別部署の先輩社員。押野チーフとは仲が良い
- 鈴木・ロレーヌ・育美:取引先のクール系な女性。外国人とのハーフで金髪
- 繰山:しがないリーマン氏。女性に顔騎をされると天才的なアイデアを思いつく特異体質
顔騎+黒パンストがいっぱい
主人公の繰山は、女性に顔騎されると良いアイデアがひらめく才能がある。
そこでトラブルに見舞われた彼は、上司や同僚に顔騎をしてもらって会社を救うようなアイデアを出す、というのがテーマの作品。
またヒロインの3人は全員黒パンストを履いているのも特徴。
黒パンストを履いたお尻で顔騎をしてもらう、このシーンが全部のHシーンで出てきます。
Hシーンは最後まで黒パンストを脱ぎません。生脚のHシーンは無いです。
各話のあらすじ
全5話で完結しており、1話~3話でヒロインと個別にHします。
4話ではメインヒロインの押野チーフとのイチャラブH、最後の5話では3人登場してのハーレム乱交H。
- 1話:外注先の会社が飛んでしまい、翌朝までにシステム構築をしないといけない繰山はピンチに。しかたなく押野チーフが休憩室で顔騎Hしてくれる
- 2話:他の部署を経験するために一時的に千木良の下に。課長がワンマンで良いアイデアが社員から出ないので彼女が顔騎Hをしてアイデアを絞り出す
- 3話:取引先の育美と値段交渉をするために彼女の泊まっているホテルに。彼女の部屋で足で顔を踏まれたり顔騎をされた後、育美を責める
- 4話:とある理由で会社を早退した押野を心配して彼女のマンションを訪ねる。すると思いがけない事実を知らされる
- 5話:ヒロイン3人が集合してW顔騎などで責められる。最後に押野とHして締め
良かった点
残念ながら特にここが良かったという点は無かったです。
黒パンストを履いたお姉さんは好きなキャラなんですが、下の残念な点で指摘するように刺さらなかったです。
残念だった点
Hシーンが見づらい
顔騎がテーマの作品なのでお尻を強調する意図なのかもしれませんが、全体的に人物(特にお尻)がアップになりすぎていてHシーンが読みづらい。
今どういう体勢になっているのか把握できないです。
騎乗位以外にもバックの姿勢とかあります。
ありますが、コマいっぱいに人物がアップになっていてその差が分からない。もう少し引いた構図も混ぜて欲しい。
あと擬音の飾り文字が多すぎなように感じます。
ほとんど騎乗位でHシーンに差がない
圧倒的に主人公が下になっている騎乗位Hが多いです。
Hシーンに差がない。
そして上で書いたように人物がアップになりすぎていて、ヒロインごとのHシーンに差がない。
Hする理由も良くわからない
顔騎をすると頭の回転が早くなり、良いアイデアが出るという主人公の設定はわかります。
顔騎シーンもいっぱい出てきます。ただ、そこからセックスする理由がどうも良く分からず、ただ流れでHしているように見えます。
ストーリー・設定とHシーンが結びついていないように感じました。
ランジェリー・パンストのデザインが簡素
顔騎がテーマなので当然ヒロインの股間が良く描かれるのですが、ランジェリー(ショーツ)のデザインが簡素。
もっとレースのついたエロ下着で~とかこだわってほしかった。
あと黒パンストもヒロイン全員が履いているのは良いですけど、そのストッキングの質感がストッキングぽくないです。
黒パンストをテーマとして据えるなら、もっと透け感とかグラデーションの見た目にこだわって欲しい。
顔騎+黒パンスト、この2つが大事な要素な作品だけど、そこまで描写にこだわってるように見えないのが残念でした。
セリフが不自然
これは全体的に言えることなのですが人物のセリフが不自然に感じます。
セリフそのものもどこかぎこちない感じ、吹き出しの中でのセリフの区切り方とかも不自然な箇所で区切っていたり。
例えるなら外国の方が日本語でマンガを描いて、まだちょっと日本語が拙いです、みたいな。
ストーリーが頭に入って来ないです。
総評
うーん、ちょっと残念な点が多くて抜けない作品かなと思います。
一番気になったのはエロ漫画の一番大事なHシーンが見づらいこと。
いつもケツとかがコマいっぱいに描かれいるので、たとえば胸から腰、お尻から脚に向けての女体のラインとかが見えないです。
今どうなってるんだこれ…と良く見ないと姿勢が把握できなかったり。
管理人は黒スト好きな性癖も持っているので、その視線から見ても今作で描かれている黒ストは魅力が感じられませんでした。
全体的にのっぺりしていて脚全体を包み込む黒のグラデーションの艶かしさが感じられないです。
と、管理人的な評価はおすすめ出来ない作品です。
1話が丸ごと試し読みできるので試しに読んでみてください。
もしかしたら刺さる人には刺さると思います。