【エロ漫画79点】人妻さんといっしょ

平凡な生活を送っている人妻がある時出会った花屋の青年を誘惑してしまうエピソードを含めて、収録されているのが人妻や未亡人、ＨなOLものなエロ漫画「人妻さんといっしょ」のレビューです。

 

全部で５つのエピソードが収録されています。

 

が、全部が人妻ものではありません。

人妻・未亡人ものが２つ（アフターストーリーを含めると３つ）収録されています。

ほかはOLや女子校生などの痴女・イチャラブもの。

 

単行本の表紙の人妻ヒロインが登場するエピソードは、ちょっと人妻感が無いなぁと感じました。

他の３つのエピソードはそれぞれ面白いです。

 

人妻ものだけを読みたい方は気をつけてください。

絵は少し古くさいですがＨシーンはかなり濃厚で実用性は高いです。女性器の描き方がリアル。

 

「奥さん、花屋です！」が１話丸ごと試し読みできるので読んでみてください。

 

レビュー作品情報

サンプル画像

 

レビュー・評価

作品の特徴

５コの作品が収録された単行本のエロ漫画。

 

「奥さん、花屋です！」「追想の未亡人」、この２つは前後編に別れたシリーズ作品。

そしてヒロインが人妻（未亡人）属性の作品。

 

「隣人はOLさん」と「サマーメモリーズ」はそれぞれOLと女子校生の幼馴染がヒロインなので人妻ではありません。

 

全体的にイチャラブ、痴女系のシチュエーションです。

「奥さん、花屋です！」も人妻NTRものというよりイチャラブ不倫もの。NTR表現はありません。

 

そして各話が30～40ページくらいある長編なことが特徴。

導入部もしっかり、そしてＨシーンのカラミも長めで濃厚です。

 

「奥さん、花屋です！」は１話が丸ごと試し読みできます。

 

各エピソードのヒロイン属性やあらすじは以下で解説しているので参考にしてください。

 

収録作品とあらすじ

収録されているのは以下の５作品。

 

 

奥さん、花屋です！（全２話）

 

人妻が花屋の青年と不倫関係になる話。

 

ヒロインはお見合い結婚で恋愛経験がない。

とあるマンションに主人との二人暮らしで平凡な生活を送っていた。

 

近所の奥さん連中が、どこどこの奥さんが浮気や不倫をしているというウワサ話で盛り上がっているが自分には縁の無い話だと受け流していた。

 

そんなある日、たまたま新装開店していた花屋を見つける。

そこの店員は感じの良い好青年。

 

ちょうどガーデニングが趣味のヒロインは、最近葉っぱに白い斑点ができていると悩みを相談する。

植物医をかじっている青年はお店に連絡くれれば診に行きますと言ってくれる。

 

その晩、主人から夕食は要らないメールが届き寂しさに苛まされるヒロイン。

何かを期待している訳では無い…と思いながらも花屋に連絡。

 

翌日、家に来た青年をベランダに案内する。

そして植木を診てもらっていると目が合ったヒロインは…。

 

 

 

追想の未亡人（全２話）

 

未亡人になってしまった叔母と甥が結ばれる話。

夫の遺影の前＋喪服＋未亡人、という鉄板シチュエーションでのＨシーンあります。

 

体が弱かった叔父が36歳という若さで急逝してしまう。

叔母・小枝子はすでに両親が他界しており、子供もいないので一人きりになってしまった。

 

その彼女のことを以前から気にかけていた甥・誠一は、田舎へ急いで帰り小枝子と再会。

都会に就職し村を出ていた誠一は５年ぶりの帰省となった。

 

叔父を荼毘に付して式が終わり、ようやく一息つく。

近所の人たちからは小枝子はまだ若いんだからと再婚を勧められていたが、まだそんな気にならないと言葉を濁していた。

 

叔父の遺影の前で二人きりになった小枝子と誠一。

女の独り身では宛もなく村を出ることもできない、この村には思い出があるから…と言う小枝子。

 

すると小枝子と誠一は自然と抱き合い、彼女は思い出が欲しいと誠一に求めてきて…。

 

 

隣人はOLさん

 

隣の部屋に住むOLお姉さんに童貞を奪われてしまう話。

 

大学生・大塚の隣の部屋に住む桜庭さんは美人なOLさん。

バリバリのキャリアウーマンらしい。

そして黒のストッキングが似合う美脚とスタイルの良さで憧れの女性だ。

 

ある日の夜、部屋で寝ている大塚は物音がするので目が覚める。

トイレに明かりが付いているので思い切ってドアを開けると、そこでは桜庭さんが用を足していた。

 

聴けば飲み会のあと終電で帰ってきたら部屋の鍵を無くしてしまったので、大塚の部屋のトイレを借りていたとのこと。

 

その後、大塚の部屋のベッドでなぜかくつろぐ桜庭さん。

管理会社からの連絡が10時にならないと来ないというのでそれまで話し相手になることに。

 

するとベッドの下のエロ本を見られてしまい、こういうのが好きなんだ～という彼女はストッキングの足先を大塚の股間へ当ててきて…。

 

サマーメモリーズ

 

転入してきた美少女が幼馴染だった話。

このお話のヒロインは九州弁で話すのが特徴です。

 

合気道部の松田は、後輩連中が学校にとんでもない美少女が編入してきて合気道部に入るらしいと騒いでいるのを聞く。

その後輩たちと一緒に部室に入ると、そこには道着を着た黒髪ミドルヘアの美少女が居た。

 

顧問の先生から紹介があったその美少女は、じっと松田のことを見つめる。

すると、彼女は松田のガキの頃のあだ名「まっつん」と口にして笑顔になる。

 

彼女は松田が東京に引っ越す前、まだ九州に居た頃に良く遊んでいたガキ大将・ミサキだった。

当時、ミサキとは一番仲が良く遊びの延長として喧嘩勝負も良くしていた。

 

その後、一緒にミサキと帰る松田は彼女に当時の約束を覚えているかと訊く…。

 

奥さん、花屋です！＜番外編＞

 

「奥さん、花屋です！」のアフターストーリーなショート漫画。

ショートといってもＨシーンはしっかりあります。というかほぼＨシーン。

 

花屋の青年視点でのお話です。

ネタバレになるので詳細は伏せます。

 

単行本の表紙に描かれいる黒のガーターストッキングを着けてのＨシーンがメイン。

 

良かった点

Ｈシーンの尺が長く濃厚

一回戦では終わらず二回戦なエピソードや、先にフェラや足コキで発射して挿入だったり、Ｈシーンに厚みがあります。

速攻ヤッて速攻発射みたいな感じではなく男女のカラミをじっくり描いているＨシーンが良かった。

 

Ｈシーン中のセリフも多く劣情を煽るような「奥さん！」とかヒロインの名前を呼んだりとか、そういった演出もあります。

基本全部中出し。

ゴム付きのＨシーンはありません。

 

女性器の描き方が生々しい

非常に生々しく、良い意味でグロい。

大陰唇、小陰唇、包皮に包まれたクリ、この３つの描き方がめっちゃ細かいです。

例によって薄い修正なので丸見え。というかほぼ丸見え。

 

まん汁に濡れてテカってる様子とか良く描けています。

 

残念だった点

人妻っぽさが無い

これは「奥さん、花屋です！」について。

作中、旦那のことはちょっとだけしか出てこずヒロインが人妻っぽく無いのが残念でした。

 

人妻であるなら旦那をちょっと出すとか、結婚指輪を見せるとか、「人妻っぽさ」を演出してほしかった。

この内容だと人妻では無い、綺麗な一人暮らしのお姉さんでも成り立つと思います。

 

名前が出てこない

これも「奥さん、花屋です！」について。

ヒロインと竿役の名前が出てこないです。

 

深い関係になったあと「奥さん」ではなく名前で呼んで、とヒロインが求めるのって鉄板だと思うんですよね。

あと年下の青年のことも「◯◯君」って呼んだり。

 

Ｈシーンで名前を呼び合うときの演出に繋がると思います。

「奥さん」「花屋さん」で終わっているのが残念でした。

 

総評

人妻や未亡人、OL、女子校生のイチャラブ、不倫ものが収録された単行本。

 

単行本のタイトルが人妻を推していますけど純粋に人妻なのは１作だけです。

「追想の未亡人」はすでに旦那が他界していて未亡人になっていますし。

 

人妻ものを目当てだとちょっとそこまで刺さらないかなぁと。

残念な点で挙げたとおり「奥さん、花屋です！」は人妻感が無いなぁと感じました。

 

他の３つの「追想の未亡人」「隣人はOLさん」「サマーメモリーズ」は面白くてエロいです。

特に「追想～」はしっかりと叔母×甥の関係を描いているのが良かった。

 

絵はちょっと古臭さは否めないですがＨシーンは濃厚。

ガーターストッキング好きなんだよね、という方は「隣人はOLさん」と「奥さん、花屋です！＜番外編＞」がおすすめ。

どっちもガーターストッキングを脱がず最後までＨしています。

 

絵のタッチが好きなら検討してみてはどうでしょう。

誤解のないようにフォローしますが駄作ではありません。

 

「奥さん、花屋です！」は１話が丸ごと試し読みできます。